突然ではありますが、日本には何種類の生命保険があるのかみなさんご存知でしょうか?

実は1,000種類を超える生命保険が存在しています。もちろん、各生命保険それぞれにメリットやデメリット、リスクにリターンが存在するわけです。 

その他に、投資信託や不動産投資、金の現物投資など金融商品は世の中に様々なものが存在し、それぞれにメリットやデメリット、リスク、リターンが存在します。それぞれのメリットを活かし、デメリットをメリットで補い合うよう、お客様自身のライフプラン=マネープランを設計していくためには、前提としてそれぞれのより深い知識が必要になります。その為にもまずは、金融に関する幅広い知識を持ち合わせたプランナーへご相談されることをお勧めいたします。

まず大前提として、資産形成において最も大切なことは「分散」になります。

保険屋さんは保険だけ、不動産屋さんは不動産だけ、証券屋さんは証券だけを提案されるかもしれませんが、先ほども挙げた通り、各金融商品にはメリットとデメリットが同時に存在します。生命保険だけ、不動産だけのプランでは、お客様の大切な資産を守ることはできません。資産形成とともに、「資産保全」にも重きを置く必要があります。 

そこで今回は、お客様の相談実例も含め、資産形成で成功するために注意すべきポイントについて紹介します。これから保険に加入する、資産形成を検討されている方はぜひ最後までお読みください。

1、分散投資の3つのポイント

はじめに分散投資を行う際におさえておくべき3つのポイントをご紹介します。 

(1)ポイント①「金融商品同士での分散」

分散において一つ目のポイントは、「金融商品同士での分散」です。保険なのか不動産なのか、金や株、または投資信託なのか。様々な金融商品を組み合わせる、金融商品同士でのより幅広い分散がポイントになります。

(2)ポイント②「投資方法による分散」

二つ目のポイントは、「投資方法による分散」です。一括投資なのか積立投資なのか。一括投資のメリットには株価やレートが上昇し続ければそれに見合った恩恵を受けることができます。まさに短期的なキャピタルゲインを狙う場合に最適な投資方法だといえます。

ですが、投資の世界に絶対は存在しませんので反対に大きな損失を伴う可能性があります。積立投資であれば「ドルコスト平均法(※)」を使うことができますので、株価やレートの上下に柔軟に対応することができます。

(※ドルコスト平均法とは、価格が日々変わる金融商品を一度に購入するのではなく、一定額ずつ分けて購入することで、平均買付単価を抑える方法です。例えば積立投信などで毎月一定額を積み立てると、価格が高いときには少なく、安いときには多く買い付けるため、毎月一定量(口数)を買う方法よりも、結果的に買付単価が平準化することになります。価格が変動する金融商品は、たまたま価格が高いときに一気に購入すると、高値掴みをしてしまう可能性があります。また、時間分散によるリスク軽減効果が期待できます。)

SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集より

反対に、手数料が積み立てを行うその都度に掛かってしまうこと。また短期的なキャピタルゲイン狙いには不向きであることが挙げられます。 

(3)ポイント③「投資先の分散」

三つ目は、国内に資産を持つのか、海外に資産を持つのか。「投資先による分散」です。

円以外の資産を持つ方法として、最も身近なものであればドル建ての生命保険が存在しますが、日本の生命保険会社及び日本の金融機関を経由するため、直接的にドルで資産を築けているとは言えません。

物価の上昇や預金封鎖のリスクを考えた場合、最終的に引き出しができなくなる可能性や元本割れを引き起こす可能性があります。その為にも、いわば「キャピタルフライト」とも呼ばれますが、直接的にドルで資産を、海外に持つことのできる方法を模索していく必要があります。

2、28歳独身N様の保険見直し実例

続きまして、先日ご紹介をいただき、ご提案をさせていただきました28歳N様の実例をご紹介します。今後の参考になりましたら幸いです。

(1)N様の属性

  • ご年齢:28
  • ご職業:製造業
  • ご年収:700万円
  • 家族構成:独身
  • お住まい:一人暮らし(社宅)

(2)ご加入中であった生命保険

①生命保険の保障内容

  • 入院(生活習慣病以外):5,000円/日
  • 入院(生活習慣病):10,000円/日
  • 手術(生活習慣病以外):100,000円/回
  • 手術(生活習慣病):200,000円/回
  • 外来手術(生活習慣病以外):25,000円/回
  • 外来手術(生活習慣病):50,000円/回
  • 通院:2,500円/日
  • 後遺障害(ケガのみ):3,000,000
  • 特定疾患(病気のみ):150,000
  • 高度医療(病気・ケガ):~10,000,000

②保険料

現時点:14,610円/年(※5年ごとの自動更新型)

  • 25~29歳:14.610
  • 30~34歳:15,730
  • 35~39歳:16,680
  • 40~44歳:18,480
  • 45~49歳:21,750
  • 50~54歳:26,260
  • 55~59歳:34,760
  • 60~64歳:45,740

こちらの生命保険について、保障範囲も広く更新型ではあったものの、そこまで保険料が上がるものではありませんでした。

ですが、加入方法について問題がありました。こちらはN様のお父様のお勤め先での福利厚生を用いたものであった為、お父様が亡くなられた場合、自動解約となります。 

その為今回は、新たに生命保険も交えてのご提案とさせていただきました。

(3)提案させていただいたプラン

N様の現状及び必要な保障内容を分析し、下記プランを提案させていただきました。

①死亡保障保険

こちらについては保障範囲のより広いものをご提案させていただきました。 

  • 保険期間:終身
  • 保険料払込期間:55
  • 保険金額・50,000ドル(約544万円
  • 保険料:93.90ドル(約10,224
  • 死亡された場合:50,000ドル
  • 高度障害になられた場合:50,000ドル
  • 余命6か月以内と判断される場合:50,000ドル
  • がん、急性心筋梗塞、脳卒中と診断された場合:50,000ドル
  • 身体障害者福祉法に定める3級以上の障害に該当し、かつ3級以上の身体障害者手帳の交付をされた場合:50,000ドル
  • 所定の要介護状態になられた場合、または、公的介護保険制度で「要介護25」と認定された場合:50,000ドル

※所定の為替レートの変動に応じて、 払込/受取の金額が変動(増減)します。

②医療保険

こちらは今の入院手術の現状と、払込免除(※)の広さを基準にご提案させていただきました。

※払込免除とは特定の条件を満たした場合、保険料の支払いはストップするものの、保障は保険会社より一生涯プレゼントされるというものです。

  • 保険期間:終身
  • 保険料払込期間:終身
  • 保険料:2,036
  • 入院日額:3,000
  • 入院手術:25,000
  • 外来手術:50,000
  • 入院一時金:100,000
  • 先進医療:2,000万円

今回の保険は、悪性新生物(がん)の診断確定、脳血管疾患、心疾患が原因での手術を受けた場合、もしくはそれに伴う20日以上の入院をされた場合に払込が免除されるものとなります。

実際に他社と比較をした場合、急性心筋梗塞や脳卒中の場合がほとんどですので、圧倒的な保障範囲の広さとなっております。 

③収入保障保険

こちらも同じく、保障範囲と払込免除の広さからご提案をさせていただきました。

また今回は不動産投資にも着手する為、団体信用生命保険への加入もあります。その為、保障範囲である死亡の枠を外させていただきました保険料を可能な限り低く抑え、より効率よく資産を築いていくためになります。 

  • 保険期間:60
  • 保険料払込期間:60
  • 保険料:4,365 
  • 高度障害状態:150,000/
  • 障害等級1級の状態:150,000/
  • 要介護2以上:150,000/
  • 生活介護状態が180日以上継続:150,000/
  • 障害等級2級の状態:150,000/
  • 就労不能障害状態:150,000/

なお、払込免除は下記のケースに該当した場合になります。 

  • 年金のお支払事由が発生したとき
  • 身体障害状態になられたとき
  • 悪性新生物(がん)と診断確定されたとき
  • 心疾患で入院されたとき
  • 脳血管疾患で入院されたとき

④積立投資

  • 積立金額:23万円/

世界平均である年利5%を狙っていく積立型の投資商品になります。

途中、収入状況や固定費の変動、生活環境の変化で余剰金額が変化しても対応できるよう、途中の払込金額の減額や増額、払込の停止や再開ができるものを選択させていただきました。また、途中引き出しも可能なため、老後資金だけでなく、将来の子供の教育費用も一緒に準備することができます。

⑤不動産投資

  • ワンルームマンション2

今回は自己資本での資産形成はもちろんのこと、大企業の看板と高収入を活かした信用枠を活用しての他人資本の資産形成にも着手しました。こちらは自己資金をほとんど使わず、資産形成と税金対策、インフレにも対応することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。資産形成において、保険だけ、不動産だけ、銀行預金だけで判断されることは、やはり大きな不安が残ります。「卵を一つのかごに盛るな」という言葉がある通り、様々なかごに資産を分散して初めて全体的なリスクヘッジが可能になります。

是非、現在ご加入中の生命保険や預貯金等の見直し、今後のライフプラン=マネープランについてのご相談がございましたら、ここインシュランスラブにてご連絡をお待ちしております。