私の地元は「宮崎牛」をはじめ、「近海かつおの漁獲量日本一」や「スイートピーの出荷量日本一」を誇る宮崎県にあります。
「KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園」は日本最大級の総面積を誇る運動公園施設として、冬には読売巨人軍をはじめとするプロ野球チームや、鹿島アントラーズをはじめとしたJリーグチームのキャンプ地としても有名な施設です。
そんな宮崎県ですが、実は「20代での結婚率」が日本国内でも特に高く、反対に「離婚率」も同様に高い現状があります。合わせて、宮崎県は最低賃金でも国内最低の790円(※2019年現在)となっています。
今回は、そんな宮崎県で結婚を視野にと、現在独身のN様のご相談実例についてまとめさせていただきました。独身の方を中心にご参考にして頂けましたら幸いです。
1、N様の属性
N様の属性は下記のとおりです。
- 20歳
- 宮崎県内製薬会社勤務
- 年収350万円程
- 自動車1台所有
- 賃貸マンション居住
2、私からの提案内容
まずは人生における5つリスクをおさえておきましょう。
- ①亡くなってしまった場合
- ②働くことができずに生き残る、介護や障害状態
- ③入院や手術
- ④三大疾病
- ⑤長生き
長生きは嬉しいことですが、元気に長生きした場合はその生活費となるお金のリスクもおさえておく必要があります。老後費用は将来必ず必要になるお金なので、早めに準備しておくことが重要です。それも踏まえてまずは最低限、この5つのリスクをヘッジすることを前提に設計させていただきました。各保険の横に書いてある番号は上記5つのリスクを指しており、該当するリスクをカバーできるという意味合いです。
上記5つのリスクを踏まえて、今回は下記の商品をご提案させて頂きました。
- (1)終身保険
- (2)医療保険
- (3)収入保障保険
(1)終身保険(カバーできるリスク①②④⑤)
今回は三大疾病や介護、障害も含めて、より保障の範囲の広いものを選択致しました。
保険期間:終身・保険料払込期間:60歳・保険料63.20ドル/月(6,821円)
- 死亡:50,000ドル(約5,390,000円)
- 高度障害:50,000ドル(約5,390,000円)
- 余命6か月以内:50,000ドル(約5,390,000円)
- がん・急性心筋梗塞・脳卒中:50,000ドル(約5,390,000円)
- 3級以上の身体障害者手帳の交付:50,000ドル(約5,390,000円)
- 要介護2~5:50,000ドル(約5,390,000円)
こちらはいわゆる保険料の更新や、反対に保険料がそのままで保障が小さくなるものではなく、保険料も保障も一定で持つことのできる保険になります。
やはり、「若く」て「健康」なうちに、「保険料のより安い」うちに、将来を見越して生命保険へ加入することはなによりも大切なことになるかと思います。
また、この保険はドル建になりますので、保険料の払込が終わる60歳時点で解約をされた場合、これまでに支払った金額以上返ってくるものとなっております。
(2)医療保険(カバーできるリスク③)
こちらは、より保険料を安く抑えられるものでかつ、払込免除の広いものを選択致しました。
保険期間:終身・保険料払込期間:終身:保険料1,608円
- 入院日額:3,000円
- 入院手術:25,000円
- 外来手術:50,000円
- 入院一時金:100,000円
- 先進医療:2,000万円
払込免除とは特定の条件を満たした場合、保険料の支払いはストップするものの、保障は保険会社より一生涯プレゼントされるというものです。
今回の保険は、悪性新生物(がん)の診断確定、脳血管疾患、心疾患が原因での手術を受けた場合、もしくはそれに伴う20日以上の入院をされた場合に払込が免除されるものとなります。実際に他社と比較をした場合は、急性心筋梗塞や脳卒中の場合がほとんどですので、圧倒的な範囲の広さとなっております。
(3)収入保障保険(カバーできるリスク②)
こちらも医療保険と同じく、より保険料を安く抑えかつ、払込免除の範囲の広いものを選択させていただきました。
保険期間50歳:保険料払込期間50歳・保険料2,090円/月
- 高度障害状態:100,000円/月
- 障害等級1級の状態:100,000円/月
- 要介護2以上:100,000円/月
- 生活介護状態が180日以上継続:100,000円/月
- 障害等級2級の状態:100,000円/月
- 就労不能障害状態:100,000円/月
なお、払込免除ができるのは下記のケースに該当した場合です。
- 年金のお支払事由が発生したとき
- 身体障害状態になられたとき
- 悪性新生物(がん)と診断確定されたとき
- 心疾患で入院されたとき
- 脳血管疾患で入院されたとき
担当者からの一言
いかがだったでしょうか。
資産形成において、まず始めるべきことは最低限の土台をきちんと固めることです。立派な家を建てても土台がグラグラであれば、何かあった際に崩れてしまうように、いくら資産を築いても、何かあった際にその資産を取り崩す、もしくは身近な家族に迷惑を掛けてしまうことになれば元も子もありません。それこそ本末転倒な話です。
麻生副総理のコメントや2,000万問題の煽りを受けて、iDeCoやNISA等の投資信託や個人で株式投資や不動産投資を始められる方も今現在少なくありません。
- 「将来に向けて資産を築かなければ…」
- 「何か投資しないと…」
と思い立ったら、まずは現状であるスタート地点を俯瞰的に捉え細かく分析し、そこから「将来」というゴールをより明確に数字で示したうえでより効率よく資産を築いていく必要があります。
生命保険も資産形成において必要な「金融商品」のひとつです。是非ご相談される際は、金融に関する幅広い知識を持った人間にご相談されることをお勧めします。
最後までお読み頂きありがとうございました。